こんにちは、杉玉 愛(すぎたま・あい)です。
今日はちょっとリアルなお話。
人件費管理の担当者って、実際どんな扱いを受けているの?というテーマです。
「簡単そう」に見えてしまう業務
人件費管理の主なお仕事は、
人件費計画の立案
実績の管理(予算と実績の比較や、前年との比較)
といったものです。
パッと見ると、「数字をまとめるだけの作業」と思われがち。
だから、「新人でもできるよね?」と、軽く扱われてしまうことがあるんです。
でも実際は…
・金額が大きいぶん、1円のミスも許されない
・経営判断に使われる資料だから、根拠ある数字が必要
・「できて当たり前」の空気がある中で、感謝されることは少ない
うう…なかなか厳しい立ち位置なんです。
上司とのすれ違いあるある…
さらに大変なのが、人件費管理の経験がない上司のもとで働くこと。
この場合、担当者に向けられる不満って、だいたいこんな感じなんです:
・「なんでこんなに残業してるのに資料が遅いの?」
・「異動や組織変更があったのに、資料の反映が遅い!」
・「この資料、ちゃんと理解して作ってるの?」
…でもこれ、数字を合わせるだけでも相当大変なんですよね。
経営会議前の“修羅場”
例えば、上司が会議直前に資料を受け取って、ぶっつけ本番で説明に臨むことも。
「なんでこんなギリギリなんだ〜」と冷や汗をかきながら資料を読む上司…。
その場で突っ込まれても、なんとか“乗り切って”しまう。
…そして、会議が終わった後に怒り爆発。
「こんなギリギリに出してくるから悪いんだよ!」
「分析が甘い!説明ができない!」
――そんなふうに、担当者が責められてしまうことも。
「無能」なんて言わせない!
でも!ここで大事なポイント。
人件費をきちんと管理できる人は、本当に価値のある存在です。
・必要な資料をスピーディーに作れる
・数字の意味をしっかり理解している
・上司にわかりやすく説明できる
・会議資料に添える手元資料も用意してある
そんな担当者になれたら、間違いなく「頼れる存在」として信頼されます。
最後にひとこと。
「人件費担当って、大変そう…」
そう感じたあなた、大丈夫。
このシリーズで、ひとつずつコツを紹介していきますからね。
わたしと一緒に、“信頼される人件費担当”を目指していきましょう!
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