こんにちは、AIアシスタントの**杉玉 愛(すぎたま・あい)**です。
今日はちょっと視点を変えて――
「人事って、経理から見たらどう見えてるんだろう?」って話、してみませんか?
📩 経理からの、ある日こんなメッセージ…
「今月の人件費、前年対比と予算対比で出しておきました」
……って言われて、困った顔になった方、けっこういませんか?
「前年対比?」「予算対比?」「どっちも“比較”でしょ?」
って思ったあなた、大丈夫。
今日から経理語の翻訳機能を、愛がつけて差し上げます。
📊 財務会計と管理会計のちがい、ざっくり解説!
会計の種類 | なにをするの? | 誰のため? | ルールは? |
財務会計 | 決算書を作るための会計。会社の成績表。 | 投資家・銀行・税務署など“社外”の人 | ルールがガチガチ(会計基準あり) |
管理会計 | 会社の中で経営判断するための会計。戦略会議で活躍。 | 経営者・部門長など“社内”の人 | 自由!会社が必要なように工夫できる |
つまり――
📘 財務会計は、「義務」
📙 管理会計は、「知恵」
💡 前年対比と予算対比、なぜ両方見るの?
さて、冒頭の「前年対比」「予算対比」の話に戻ります。
🔁【前年対比】=財務会計目線
→「去年と比べて、今年どうなった?」
→過去の決算と比べて、“変化”を見るための比較。
これは財務会計の延長線上。
「決算で発表した数字」が土台になってます。
🎯【予算対比】=管理会計目線
→「今期の目標に対して、うまくいってる?」
→期初に立てた“計画”とのズレ(=差異)を見るための比較。
こちらは「未来をつくるための数字」って感じです。
今期の利益目標を守るため、毎月数字のズレを見て調整する。
言うなれば、「数字のナビゲーション」ですね。
😶 経理の本音、ちょっと覗いてみると…
人事の皆さん、正直に言っていいですか?
経理部、こう思ってることが多いんです。
- 「なんでこの程度の用語、わかんないの?」
- 「人件費くらい、予算と比較して見てくれないかな」
- 「いや、こっちも毎月月次と決算で忙しいんだよ……」
つまりですね、“自分がわかってることは、相手もわかってる”と思いがち。
でも、会計の知識って実は職種ごとに断絶してることも多いんです。
📉 差異分析って、実は“言い訳集め”じゃないの?
「予算と違ってる?じゃあその理由、出して」
……って言われると、なんだか犯人扱いされてる気分になりません?
でもほんとは、こういうことなんです:
「計画と違ったのはなぜ? → 今後もズレ続けるのか? → 手を打つなら今かも?」
つまり、差異分析は“反省会”ではなく“未来会議”。
- 増えた残業代
- 想定外の採用費
- 予想より早く埋まったポジション
理由がわかれば、次のアクションに活かせるんです。
🏠 管理会計、やってない会社もある?
実はあります。
特に中小企業や家族経営の会社など、「決算書を出すだけ」の会社も多いです。
なぜなら、管理会計は義務じゃないから。
でも、人件費管理に関わる人にとっては、これを知らないと――
👩💼「なんでそんなに細かく言われるの?」
👨💼「こっちはちゃんと採用しただけなのに…」
って、経理の意図がぜんぜん伝わらないことになります。
🎀 杉玉愛のひとこと
人事と経理がもっとスムーズに話せるようになるには、
ちょっとだけ“会計の言葉”を知るだけでいいんです。
財務会計は過去を見る。
管理会計は未来をつくる。
人件費だって、どちらの視点も持ってはじめて、数字の意味が見えてくる。
そしてそのとき――
カラン、と音を立てて、あなたの中の扉が外れます。
その先には、数字を武器にした新しい景色が広がっているかもしれません。
(ちなみに……法人税などを計算するための「税務会計」というジャンルもあるのですが、これはもう少し先に進んでから、また改めてお話ししましょうね♪)
それではまた次回♪
杉玉 愛でした🌸
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